懺悔滅罪の祈り

長年の慢性病で悩まされていましたが、

ある掲示板で、大仏のグリグリのとこ様の投稿を読みました。

それは「仏法と病気の関係性」といものでした。

その記事の中で「懺悔滅罪」の祈りを目にしました。

それを読み、なるほどそうだな!と思い、さっそく題目を上げあげました。

 

「仏法と病気の関係性」 

しかし、業病が出た場合は少し違います。

確かにご本尊に祈れば「罪として滅せざるはなし」なのですが、

なんでもかんでもご本尊に題目をあげれば、

過去世の罪がすぐに帳消しになるわけではありません。


盗んだ物や、危害を加えた人や物をそのままにしておいて、

ただ題目をあげて罪が消えるわけがありません。

盗んだものは元にもどし、危害を加えたら謝罪し、罪を償うのが道理です。


そうであるならば「病気を治してくれ」という祈りの前に、

まずは懺悔滅罪(ざんげめつざい)の祈りが先です。


過去の悪業や非礼をご本尊におわびし、

心新たに自行化他の題目(本門の題目)を実践することです。


自行の題目も、化他行の題目も実践しないで病気になったから「治してくれ」と

同志やご本尊にすがるのは、ただの乞食信心であり、単なるゴロツキです。


そうではなく病気を機縁として、

仏法の偉大さを教えてくれた師匠と同志に報恩と感謝を捧げ、

日々の弘教拡大の実践をしていくことによって、

重罪が転じて軽く受けることができるのです。


これが転重軽受の原理であり、そうして初めて宿命転換ができるのです。


仏法と病気の関係性】15/18 投稿者:大仏のグリグリのとこ

 

「魔」や「業」による病は、生命それ自体の問題であり、結局、

自らの強い信心によって「病魔」を打ち破っていくしかないのです。


大聖人

「悪逆を犯した阿闍世王は、提婆達多や邪見の六師外道から

指導を受けていたので、仏には帰依しなかったのである。

ところがマカダ国に天変地夭が絶え間なく起こり、他国からは攻められて

事態は悪化していくばかりか悪瘡すら王の身に出て、国土は一時滅びるかにみえたときに、

王もにわかに改心し、仏の前にきて懺悔したのでその罪は消えた(趣意)」

(御書九三一頁)と述べています。


「懺悔」とは一般的に

過去の罪を悔いてお詫びするという程度に使われていますが、

この言葉はもともと仏法用語からきたものです。


仏法でいう「懺悔」とは二つの意味があって、


一つは過去に犯した罪悪を悔い改めて、仏や菩薩

また師匠や衆人などに公開してその内容を述べるということ。


二つは「端坐して実相を思え」と仏典(観普賢菩薩行法経)にはあって

実相を思うとは信力・行力にあたります。


つまり、阿闍世王の病が治ったのは、過去の罪を悔い改め、

正法弘通に精進したからこそ、病気を完治し、

さらに四十年も寿命を延ばすことができたのです。


大聖人

「小罪であっても懺悔しなければ、悪道を免れることはできないし、

大逆罪であっても懺悔すればその罪は消える(通解)」(御書九三〇頁)と断言しています。


病苦というものは、病気になった本人も、

その家族や周りの人たちも辛く悲しいものにさせます。

辛く悲しいからこそ治したいのは当然として、

何のために治りたいのか、治してこれからの人生をどう生きていきたいのか、

それを考え、答えを見つけて、ご本尊に訴えていくことも大切なのではないでしようか。

 

するとあれよあれよという間に事が進み、

良い医者にめぐり逢い、医師の紹介から紹介へと進み

あっという間に入院決定です(笑)

担当医は皇室関係の方を診察している名医でした。

 

入院日は8月15日の終戦記念日。

わたしは慢性病との終戦記念日と決めました。

 

入院期間はたったの二週間で終え、

長年の慢性病は、いとも簡単に改善してしまいました。\(^o^)/

 

そして退院日、わたしはその足で本部へと向かいました。

平和会館で報恩感謝の勤行・唱題をして、

金剛堂さんでお茶を頂きながら、

 

ふとビデオを見上げると、先生が!!!

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思わず「あ、ハイ!」と答えてしまいました(汗)

 

そして先生は「大丈夫!勝った!勝った!」と・・・。

わたしは本当に、病魔に勝ったんだと確信した瞬間なのでした!

 

10.2 世界平和の日/入信記念日に記する。

PS:ひさびさに昔の勤行本(長行)を開けると、10.2完治と記入されていた。

 

「希望の春風 励ましの記録」

https://www.youtube.com/watch?v=0khJuiKTNHg

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コメント: 1
  • #1

    倉本 (金曜日, 07 9月 2018 16:27)

    現在 頸椎と腰椎の椎間板ヘルニアで痛んでいます。このブログを読んで力を頂きました。